期限つきの写真店
 
2019年5月25日(土)に、写真店 DOZONO STUDIO をオープンいたします。このスタジオを作った想いを、ここに記します。
 
なぜフォトスタジオでも、写真館でもなく、写真 " 店 " なのか、それは、フォトスタジオだと『フォトスタジオ・ドウゾノスタジオ』で、スタジオって多くない? 撮影できる空間も限られているので『館(やかた)』感はない。ということで『 写真店 DOZONO STUDIO 』となりました。(笑)
 
実はこの写真店は、3年間という期限つきです。それは、3年前に東京へと拠点を移し、このスタジオを設けた際に、6年間の定期借家契約でこのテナントを借りました。あれから3年が経ち、契約期間があと3年なのです。細く言うと2021年12月までなので、あと2年6ヶ月。このまま何もせず過ごすこともできましたが、時代も、東京という場所の流れもとても速く、いろいろな状況が1年で一変していきます。4年間撮り続けてきたアーティスト『CODE-V』の解散も、僕に大きな影響を与えました。ずっとあった大切なものが無くなってしまうことの切なさと、大切なものが残してくれた宝物を、何か形にできないかなと考え、この3年で沢山の思い出が詰まったこの場所を『写真店』としてオープンし、新しい出逢いと思い出を生んで行けたらいいなと決意をしました。
 

テフンさんとのペンキ塗り
 
店内には、写真の背景となる大事な新しい壁を作りました。その壁を、CODE-Vのテフンさん(現在は IDEA Project で活動中)と一緒に、白いペンキを塗りました。私服の黒いパンツにペンキがついてしまっても「全然大丈夫ですよ!」と、髪の毛にも、顔にも白いペンキを付けながら、隅から隅まで2度塗りをして、半日仕事を最後まで付き合ってくれました。真っ白の壁が出来上がった時、また新しいストーリーが始まっていく予感に高揚しました。テフンさんと壁を塗ることができて、最初の一歩を手伝ってもらって、ほんとうに良かったと感じています。その日は、たらふくのご飯でお祝いをしました。
 

僕にできること
 
僕は写真家です。24歳から今日まで、10年以上写真のお仕事に携わっています。大好きな音楽アーティスト様を、贅沢な環境で撮影させてもらい、その写真は即ニュース記事となり、SNSで瞬時に沢山の方の目に触れられ、写真家冥利に尽きる機会に感謝する日々です。他にも、結婚式場のゼクシィ広告写真や、ファッション誌の撮影など、写真クオリティを求められる世界で、確実な写真を収める事をしています。時には、プロジェクトを1から組み立てていくアートディレクションにも携わっています。何を伝える写真で、どう見られたいかを客観的にプロデュースしています。
 
こんな風に書くと、なんだか写真を撮られることにハードルが上がってしまいそうですが、言いたいことはその逆なんです。
 

連絡できる写真家
 
「フォトスタジオで写真を撮ろう!」って、なかなかしないですよね。勇気も入りますし、緊張しますし、とてつもなく一大事です。本当に良い写真を撮ってくれるのかなって。そんな時に、どこの誰に頼むのか、撮ってもらうかって、すごく重要だと思うんです。
 
僕も、大切な家族写真を撮るなら、この方に撮ってもらいたいと思う写真家さんがいます。その方に撮ってもらえたら一生ものですし、絶対に良い写真を残してくれると思います。でもそんな素敵な写真家さんが、フォトスタジオを開いてはいません。撮ってもらいたくても直接オファーするなんて、それこそハードル高いですし、今ならSNSなどで連絡はできるとは思いますが、撮影料金もすごそうですし、そもそも連絡をとる勇気がないです。
 
この潜在的にあった気持ちに気がつきました。もし僕の写真を知ってくれている方が、僕の写真を求めていただける機会があった時、気軽に連絡できて、料金も分かって、実際に写真撮影ができる場所があったら良いんじゃないかと思いました。その需要があるのかは未だ未知なのですが、作ってみなきゃ分からない精神でここまで辿り着きました。
 
なので『 堂園さん!写真撮ってくださ〜い!』と、ぜひお声がけください。  " いつか " 撮りたかった写真を、ぜひこの2年6ヶ月の間で、真っ白の壁の前で、楽しく撮りましょう!
 
写真家・堂園博之が、大切なお写真を、大切にお撮りいたします。 『 写真店 DOZONO STUDIO 』で、お待ちしております。